山崎克史
第3回目の更新となったこの旅行。我々の行く手には何が待ち受けているのか。我々にしる術はない。

14:00
たらふくお昼を食べた後は、「白川水源」へ。白川は熊本を流れる川であり、その水源をみられるとのこと。あまり期待を抱かずに我々は運転手さんのことばに誘われながら水源へ歩をすすめる。しばらく歩くと水源が眼前に広がる。きれいだ。一点のにごりのない水、こんこんと湧き出る湧水にしばらく目をうばわれてしまった。水も飲んでみると、感激はしないものの、それなりにおいしい。この湧水は持って帰ることもできるので、お持帰り。後日談であるが、焼酎の湧水割は、それはそれはおいしいのだそう。
湧水でしばしマイナスイオンを取り込んだ我々は次なる目的地である、「阿蘇ファームランド」に向かうのが旅程表である。しかし白川水源に行く途中、「銀河高原ビール工場」という看板を発見した私は、急遽そこに行くことを提案。運転手さんに案内をお願いする。
銀河高原ビールの工場は山の中腹にあり、建物も新しそうな雰囲気が遠くからでもよくわかる。我々の期待は高まるばかり。そんな雰囲気を察知してか、運転手さんも自慢のハンドルさばきで当該工場への道を駆け上がる・・・そして工場の門前にたどり着いた我々を待っていたのは、予想だにしない結末だった。
「この工場は平成17年6月をもちまして閉鎖いたしました。」
「夏草や兵どもが夢の跡」そんな芭蕉の句が頭をよぎらずにはいられない静けさが工場全体を覆っていた。夢のお城ビール工場は閉鎖という結末で我々を弄んだ。前もって調べておけばこのような結果には至らなかったかもしれない。しかし、準備不足は否めない。これはこれで仕方ない。我々は肩を落としつつも次なる目的地である、ファームランドへ進路をとる。
白川水源を堪能した矢先に銀河高原ビールの逆襲にあった我々の次なる行き先は「阿蘇ファームランド」。ここでもいたずらな神は我々を弄ぶ。


