山下事務所 所員のブログ
税理士山下事務所の所員が持ち回りで日々の出来事を綴っていきます。
おはようございます。


個人の確定申告が一段落し、ホッと一息といった中、

これから3月の決算期を迎えようとしている会社がたくさんあると思います。

そんな中、気になる記事を見つけましたのでご紹介します。


- * - 「不動産離れ」、余波拡大も - * -

 
 年度末を控え、資金繰りに苦しむ企業の悲鳴が聞こえる。金融危機で

調達環境は悪化。一時に比べれば不安は後退したものの、政府が用意した

公的資金による支援制度には自動車や半導体など大手企業が相次ぎ

活用検討を表明した。ただ、最も状況が深刻な不動産分野に救いの手

はなかなか届かない。金融機関は逃げ足を早め、地下の底割れを懸念

する声も広がっている。


 債務超過に陥り、親会社クレディセゾンの完全子会社になると

先週発表した不動産会社アトリウム。記者会見で高橋剛毅社長は

経営危機に至った理由を「保証債務の代位弁済が膨らみ、抱えた物件

も売却できなかった」と語った。


 競売物件買い取りの社内ベンチャーとして発足したアトリウムが

東証一部上場まで急成長した足がかりは、2004年に始めた不動産融資

保証事業だった。不動産を購入する企業が金融機関から融資を受ける際、

アトリウムが債務保証をする。需要は旺盛で保証残高は2年半で約2000億円

に達し、折からのファンドバブルに乗って面白いほど儲かった。

融資が焦げ付いても相場が上昇しているなら担保不動産を高値で売却でき、

利益が膨らむ。だが相場が下落に転じると悪循環が始まった。


 米サブプライムローン問題が表面化すると外資系ファンドが資金パイプを絞った。

「最短5日程度で審査完了」をうたい文句にしていたアトリウムの保証事業は

“地上げ業者”歓迎され、コンプライアンス(法令順守)上問題のある案件

も少なくなかったという。代位弁済が増えているのに担保不動産を売らなけ

れば、瞬く間に損失は膨らむ。同社は09年2月期に当初最高益を予想して

いたが終わってみれば550億円の債務超過に陥っていた。


 アトリウムは親会社の支援で法的整理を免れたが、寄るすべのない新興の

不動産会社は相次ぎ破綻に追い込まれている。

昨年のアーバンコーポレーションやランドコムなどに続き、今月に入って

パシフィックホールディングス、エスグラントコーポレーションが行き詰った。

いづれもファンドへの物件売却を主体にした「不動産流動化事業」を

収益の柱にすえていた。


 ファンドの資金が枯渇し「買い手が消えた」とのSOSも耳にする。

そんな不動産業界で今注目を集めているのは、ダヴィンチ・ホールディングス

傘下のファンドが保有する大型物件という。


 「芝パークビル」(東京・芝、取得価格1430億円)と「パシフィック

センチュリープレイス」(東京・丸の内、2000億円=オフィス部分)。

いづれも06年の取得時に実施した借入の償還期限を年内に迎える。

ダヴィンチ側は借り換えや売却を模索するが、「買い手がいても半値程度に

買い叩かれるのでは」との憶測も飛び交う。


 先週発表された09年1月公示地価は3年ぶりに下落した。

東京圏の商業地の下落率は6.1%だったが、足元の状況は一段の

落ち込みを予感させる。金融機関の不動産離れは加速し、このままでは

資産デフレの再燃が避けられない。その余波は倒産増加や信用収縮といった

形で業界の垣根を越えて広がってくる。 


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佐藤
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