こんにちは。
秋晴れの日が続いていますが、皆様は気候の変化に対応できていますか。
さて、サプリメントなどの健康食品が世に出始め、今や私たちの生活の
一部となっていますが、わたしは薬との違いについてあまり考えたことは
ありませんでした。
しかしそんな中、双方の相互作用に関する興味深い記事を
見つけましたのでご紹介します。
− 薬とサプリメントは概念的に異なるものでありながら、一方で限り
なく近い存在でもある。
例えば、人気サプリメントのコエンザイムQ10やα-リポ酸は、
もともとは医薬品として開発されたものである。
一方で、消炎鎮痛剤のアスピリンや抗凝血剤のワルファリンなど、
天然物由来の薬も少なくない。天然物から新薬を開発する途中で、
サプリメントに転向する例もある。
こうして間柄が近くなってくると、見過ごせないのが相互作用だ。
医薬品ではワルファリンが、サプリメントでは抗鬱作用があるとされる
ハーブのセントジョーンズワートが、それぞれ相互作用事例数のトップ
になっている。
ワルファリンと同様の作用を持つサプリメント成分は多い。
紫イペやメリロット、またイチョウ葉やニンニク、ショウガ、
EPA(エイコサペンタエン酸)・DHA(ドコサヘキサエン酸)なども
血小板の凝集を抑える働きがあるので、ワルファリンの作用を増強すると
考えられている。
逆にセントジョーンズワートは、ワルファリンの効果を弱める。
このハーブは、薬物代謝酵素の働きに影響を与えるため、
免疫抑制剤や経口避妊薬、抗HIV薬など、多くの薬の効果を弱めてしまう。
ただし「食品」なので、製品にそうした注意書きはほとんど見当たらない。
いずれにせよ、そうした相互作用はほとんどが過去の事例報告から
学ぶよりほかない。現在の文献情報は、城西大学薬学部のサイトに
「食品・医薬品相互作用データベース」が無料公開されていますので
参考にしてください。−
以上、ご興味のある方はのぞいてみては。
佐藤

