山下事務所 所員のブログ
税理士山下事務所の所員が持ち回りで日々の出来事を綴っていきます。
こんにちは、事務所のビルのすぐ隣の工事で
常に擬似地震体験中でございます。精神衛生上宜しくありません。(笑

昨日のニュースで東京都造園緑化業協会の元職員が何年間に渡り
協会の口座から勝手に現金を引き出し、合わせて5200万を横領した
と出ていました。
これが協会ではなく、一般中小企業なら結構致命的な額になりますね。

気になるのが従業員が横領した場合の税務上の処理です。
下記、昭和54年の裁判例より抜粋:

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従業員等により外注加工賃として横領された金額を損金に
算入する場合には、請求人は当該従業員に対して当該横領金相当額の
損害賠償請求権を有しているのであるから、その債権の額を益金に
算入すべきであって、その結果、請求人の所得金額は横領金の額を
損金に算入しなかった場合と何ら異ならないこととなるから
原処分が当該横領金相当額を当該従業員等らに対する仮払金として処理し
その損金算入を認めなかったことは相当である。
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というように、横領された分だけ経費で計上したりすることはできず
両立する必要がございます。仕訳にするとこんな感じ

雑損失 / 現金 
未収入金 / 雑収入

税務上、税金が高くなることはないが、
横領した従業員に対する損害賠償請求権として雑収入を計上
せざるをえない。全額回収できるかどうか、回収できるまでかかる時間と
労力を考えると会社にとっていいことが一つもありません。

やはり普段の従業員に対するケアや
従業員が互いに監視、チェックできる体制作りが理想かもしれません。

大倉

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