山下事務所 所員のブログ
税理士山下事務所の所員が持ち回りで日々の出来事を綴っていきます。
こんにちは。
連日猛暑日が続いております。
塩キャンディー、ポカリスエット等で熱中症にならないようお気をつけください。


さて、先日から東芝の不適切会計というニュースが注目されていますね。
収益と費用の計上ズレ、工事進行基準なんて言葉を耳にしたかと思います。

今回は、一般的な収益・費用の計上についてブログを書きたいと思います。


〇収益・費用の計上に関する一般原則

企業の経営成績を明らかにするため、損益計算書において一会計期間に属するすべての収益とこれに対応するすべての費用を計上する。「費用収益の対応原則」

原則として、収益については実現主義により認識し、費用については発生主義により認識する。

収益および費用の計上について複数の会計処理の適用が考えられる場合、取引の実態を最も適切に表す方法を選択する。
選択した方法は、毎期、継続して適用し、正当な理由がない限り、変更してはならない。


〇収益の認識

収益は、収入(将来入金するものを含む)に基づいた金額で商品等の販売や役務の給付を行った時に計上され、
企業は、各取引の実態に応じて、販売の事実を認識する時点を選択しなければならない。
商品等の販売や役務の給付に基づく収益の認識基準には、「出荷基準」「引渡基準」「検収基準」などがある。

1.一般的な販売契約における収益の認識基準

・出荷基準・・・商品等を出荷した時点

・引渡基準・・・商品等を得意先等に引き渡した時点

・検収基準・・・得意先等が商品等の検収をした時点

・船積基準・・・輸出品について多く用いられている基準で、船積完了(船荷証券作成)の時点


2.特殊な販売契約における収益の認識基準

・委託販売・・・委託者が委託品を販売した日(仕切り精算書・売上計算書に記録)、ただし、販売のつど送付されている場合には、当該仕切り精算書が到達した日をもって売上収益の実現の日とみなすことができる。

・試用販売・・・得意先が買取りの意思を表示したとき

・予約販売・・・予約金受取額のうち、事業年度の末日までに商品の引き渡し、役務の給付が完了した分。残額については貸借対照表の負債の部に記載し、翌期以降に繰り延べる。

・割賦販売・・・原則として、商品等を引き渡した日。ただし、割賦金の回収期限の到来の日または割賦金の入金の日とすることができる。


3.工事契約

・工事契約(受注政策のソフトウェアも含む)・・・工事の進行途上においても、その進捗部分について成果の確実性が認められる場合には「工事進行基準」を適用し、この要件を満たさない場合には「工事完成基準」を適用する。

成果の確実性が認められるためには、次の各要素について、信頼性をもって見積もることができなければならない。
1)工事収益の総額、 2)工事原価の総額、3)決算日における工事進捗度


〇費用の認識

費用は、その支出(将来支出するものを含む)に基づいた金額を、その性質により、収益に対応(個別対応または期間対応)させ、その発生した期間に正しく計上する。

<参照>
企業会計原則 第二・一及び三、第三・五及び同注解6
工事契約に関する会計基準


高澤

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