山下事務所 所員のブログ
税理士山下事務所の所員が持ち回りで日々の出来事を綴っていきます。
 会社移転によって所轄税務署が変わる場合に生じていた源泉所得税の不具合がようやく解消されました。
ここでいう「不具合」とは、所得の種類によって納税地が異なるという問題です。
源泉徴収義務者とのトラブルに発展するケースもあり、
かねてより税務当局が要望していた内容が、
平成25年度税制改正で叶った格好となりました。


 給与等に対する源泉所得税の納税地は、
昨年まで「その支払日における支払い事業所の所在地」とされていました。
つまり、会社を移転したとしても、移転前に支払った給与等にかかる源泉所得税の納税地は、
引き続き移転前の会社の所轄税務署とされておりました。


 しかしこれでは、「移転前の支払いに対する源泉所得税の納税地と、
移転後の支払いに対する源泉所得税の納税地が異なる」ことになり、
事務処理が非常に煩雑ということで、
平成23年度税制改正で、移転前の支払いに対する源泉所得税の納税地についても
移転後の事業所の所在地とすることとされました。
この取扱いは昨年4月1日以後の納付分から適用されております。


 ところが、このときの改正で公社債利子や配当など
給与等以外の源泉所得税の納税地についてはまったくいじらなかったため、
昨年4月以後、所得の種類によって納税地が異なるという妙なことになっておりました。
納税者の利便に配慮した改正によって新たな不具合が生じておりました。


 この問題については、平成25年度税制改正において、
「利子等に係る源泉所得税の納税地について、利子等の支払者の本店等の移転があった場合には、
移転前に支払った利子等に係る源泉所得税の納税地は、
移転後の本店等の所在地とする」こととされました。

つまり、平成23年度税制改正で取り残した「給与等以外の所得」についても、
移転後の所在地を納税地とすることで統一を図ったというわけです。
これで会社側の納税事務が格段にラクになりました。
この改正は平成25年6月1日以後の利子等に係る源泉所得税の納付から適用されております。


三橋


税金のことでお困りですか?税理士 山下事務所にご相談ください!



Facebook 始めました
『いいね!』 よろしくお願いします!
スポンサーサイト














管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

税理士 山下事務所 所員

Author:税理士 山下事務所 所員
税理士 山下事務所 
東京都中野区本町3-30-14
http://www.office-y-y.com/

カテゴリー

リンク

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード