山下事務所 所員のブログ
税理士山下事務所の所員が持ち回りで日々の出来事を綴っていきます。
おはようございます。


今回のご紹介する記事はパッケージデザインの


処理についてです。




- パッケージデザインは、広告費か製造原価か -


 商品の売れ行きは「顔」に大きく左右されることがあるが、商品の顔と言えば、


消費者がまず目にするパッケージデザインだ。


 新商品が売れるかどうかは、その味や性能の良し悪しもさることながら、


パッケージデザインも重要な要素になってくる。お金をかけてテレビや雑誌等で


大々的に宣伝しても鳴かず飛ばずだった商品が、パッケージデザインを一新した


途端に飛ぶように売れるようになったというのはよくある話。そのためメーカー


などが販売促進のために社運をかけて自社製品の容器デザインを一新するケースも


珍しくないが、この場合、デザイン料に関する税務には注意が必要だ。


 容器に社名や商品名が大きくプリントされている場合、デザイン変更に伴い


発生した料金は「広告宣伝費」扱いになると考えがち。しかし、商品のパッケージ


や容器は商品の一部を構成するものであるため、そのデザイン料も商品の一部を


構成する費用、つまり、容器作成のための費用ということになる。
 

 従って、この種のデザイン料は広告宣伝費扱いにはならず、容器の製作原価扱い、


つまり商品そのものの製造原価ということになる。


 ただし、製造原価への配賦方法についてはデザインの内容によって取り扱いが


微妙に異なってくるので注意が必要だ。配賦方法は、そのデザインが意匠登録


されているか、されていないかで異なってくる。意匠登録されている場合は、


無形固定資産の取得価額となるので減価償却費の計算にもとづいて製造原価


に配賦。意匠登録されていない場合は、製造予定期間に応じて、製造原価に


配賦することになる。



さとう

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