山下事務所 所員のブログ
税理士山下事務所の所員が持ち回りで日々の出来事を綴っていきます。
個人が資産を贈与すると、贈与税がかかります。
このことは皆さんご存知かと思います。
ただし、贈与の相手によって、税金のかけられ方は異なることがあります。

今日はそれについて書いてみます。

1.個人→個人の贈与
 財産をもらった人に贈与税がかかります。なお、財産をもらったことによって所得が生じるため、所得税の課税原因となりますが、贈与税が課税されるため、重ねて所得税をかけられることはありません。(所得税法9条1項十六号)。なお、財産をあげた人は、原則的に税金がかかりません。
 
2.個人→法人の贈与
 通常の法人に贈与した場合と、同族会社に贈与した場合とで取扱いが変わります。
 ①通常の法人に贈与した場合
  財産をもらう法人には法人税がかかります。財産をもらったことによって所得が生じるためです。この場合の 受贈益はその財産の時価になります。
  また、財産をあげた個人も、時価で財産を渡したとみなして「譲渡所得」に対して所得税がかかります(所得税法59条)。この場合の譲渡の対価は路線価ではなく、実際の時価として税金を計算することに注意が必要です。
 
 ②同族会社に贈与した場合
 ①の法人税、所得税に加えて、法人の株主に贈与税が掛かることがあります。
 贈与を受けたことによって、その会社の株式等の価値が増加したならば、増加した部分に相当する金額を株主は贈与されたとされるからです(相続税法基本通達9-2)。そのため、財産をあげた個人、もらった法人だけではなく、その同族会社の株主にも税金がかかることになります。
 相続税を減少させるため、個人が親族の経営する会社に不動産を贈与することはしばしば見られますが、その場合には株主にも贈与税が掛かることがあることに注意して、財産の贈与を進めることが必要です。

柳下

税金のことでお困りですか?税理士 山下事務所にご相談ください!

スポンサーサイト














管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

税理士 山下事務所 所員

Author:税理士 山下事務所 所員
税理士 山下事務所 
東京都中野区本町3-30-14
http://www.office-y-y.com/

カテゴリー

リンク

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索

RSSフィード