山下事務所 所員のブログ
税理士山下事務所の所員が持ち回りで日々の出来事を綴っていきます。
こんばんは。


本日、帝国データバンクから『9月の景気動向調査』が発表されました。


それによると、企業の景況感を示す景気動向指数は、国内景気は復興需要の広がりに欠き、踊り場局面が続いており、前月比0.9ポイント減の36.8と2ヵ月連続の悪化となりました。


復興需要の効果は限られた地域にとどまり、『建設』は4カ月連続で改善したものの、『製造』『小売』『運輸・倉庫』などでは長引く円高や近隣諸国との摩擦拡大、天候不順などの影響を受け、需要減に直面し、全体として、欧米や新興国経済の減速、領土問題などで外需のけん引力は弱まり、個人消費も力強さに欠け、国内景気は復興需要の影響が広がりを欠き、海外経済リスクも高まるなかで踊り場局面が続いているとのことです。


個人的に気になる業界別の『現在の景況感』をピックアップしてみますと、


[建設]
・復興事業費と除染事業費の影響(土木工事/福島)
・受注物件が増えている。消費税率引き上げ前の駆け込み需要の影響があると思われる(塗装工事)
・公共工事費削減、東日本大震災の被災地復興予算の優先で予算が回ってこない状況が続いている(土木工事)


[不動産]
・消費税増税を控えその前に購入を検討しているのか動きがよくなっている(不動産仲介)
・公示価格が公表されたが、下落基調で新築用物件に買い手がつかない。中古物件は多少動いている(不動産賃貸)


[卸売]
・震災の復興事業が本格化(建材卸売)
・省エネ関連の需要が高まっている(建材製造)


[小売]
・震災後の自粛ムードが払拭されつつある(紳士服小売)
・残暑の影響が大きく、秋冬物の動きが良くない(繊維製品小売)


[サービス]
・スカイツリーなどの新名所ができたことによる観光客の増加で、首都圏の宿泊稼動率が高い(ホテル)
・復興案件が稼動してきた(情報サービス)


また、『先行きの景況感』をピックアップしてみますと、


[建設]
・消費税引き上げ前の駆け込み需要が見込まれる(木造建築工事)
・年度末には相応に発注が来ると見込まれているが、昨年の震災対策の特需の反動が大きく、今後も大きな案件が出てくる機会が少ないと予想。かなり厳しくなると懸念している(建築工事)
・建設業界における法令遵守が厳しくなってきており、社会保険加入問題、下請会社含め現場労働者の直接雇用化による経費負担が増加傾向にある(土木工事)


[不動産]
・消費税率の引き上げ前の駆け込み需要とその後の反動減でどちらともいえない(住宅分譲)
・総選挙が行われる可能性が大きく、その影響による経済停滞を危惧している(貸ビル)
・消費税増税の駆け込み的な需要が息切れする可能性がある。また、金融円滑化法の失効により、中小企業の倒産も見込まれることから、来年度は、需要が減退すると考える(不動産仲介)


[卸売]
・震災復興の継続(建材卸売)
・消費税率引き上げ前の駆け込み需要が期待できる(建材卸売)
・紳士物や婦人物などの買い替え需要は、消費マインドの停滞ムードによって低調が続くように思われる(繊維製品卸売)
・頼みの中国、韓国向けの輸出が減少する懸念がある(機械部品卸売)


[小売]
・政治が不安定のため、先行きが不安(飲食料品小売)


[サービス]
・消費税率引き上げ前の駆け込み需要に期待(建築設計)
・東京には復興需要の間接的好影響が及ぶと見込んでいる。また、業界としてもかなり長期間システム投資が停滞していたので、今後、しばらくの間は案件が出てくると思う(情報サービス)
・尖閣諸島問題が火種となり日中間の経済摩擦が激化する。国内需要もますます悪化する(広告)


政治や増税に対する先行きの不安、外交問題の影響が『景況感』にも色濃く出ております。詳細は、下記の帝国データバンクのURLをクリックして、ご覧下さい。
http://www.tdb-di.com/visitors/index.htm


伊藤


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