山下事務所 所員のブログ
税理士山下事務所の所員が持ち回りで日々の出来事を綴っていきます。
先日のブログで、中小企業の再建を支援する融資手法としてDDS(デット・デット・スワップ)が注目されていることをご紹介しましたが、今回はABL(動産・債権担保融資)について書きたいと思います。

東日本大震災の被災地を中心に、動産や債権を担保にした融資「ABL(Asset Based Lending/動産・債権担保融資)」が拡大しているそうです。
ABLは借り手の事業活動そのものに着目し、これまで融資の担保にはならなかった棚卸資産や製造設備、売掛金などを担保に融資する仕組みです。被災地では、従来担保となっていた不動産の価値が著しく下落していることから、ABLが拡大しています。

宮城県仙台市に本店を置く七十七銀行は、6月に衣料品を担保に融資を行ったことを発表しました。
店舗網の拡大を進めるなか、より多くの在庫を確保するための資金を調達するため、衣料品を担保とした融資を受けたそうです。

また、宮城県石巻市に本店を置く石巻信用金庫は、震災で被災した水産物卸売小売業に対し、復興にかかる運転資金として、冷凍冷蔵庫等を担保に融資を行ったそうです。同金庫は平成21年度からABLを導入しており、その第1号としてこの年12月、地元新聞社に対し新聞専売所の売掛金を担保にした融資を行っています。同金庫は、ABLを震災復興にかかる金融支援の一つと位置付けており、震災被害が深刻であった水産加工業への取り組みを強化しているそうです。

今後、動産の担保物件の評価方法など、ノウハウが蓄積されていけば、不動産担保融資と並ぶ融資手法として全国的に広がっていくかもしれませんね。

柳下

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