山下事務所 所員のブログ
税理士山下事務所の所員が持ち回りで日々の出来事を綴っていきます。
このブログをご覧の皆さんもご存じのとおり、東日本大震災の被災地においては、発生から1年6ヶ月を経ても、被災企業の事業の再建が思うに任せない状況が続いています。
そのような状況ですが、平成21年に施行された中小企業金融円滑化法(モラトリアム法)は来年の3月での期限切れが決まっています。

このような情勢の中で、返済猶予にかわる方法としてDDS(デット・デット・スワップ)という手法が注目されています。

DDSと似た用語でDES(デット・エクイティ・スワップ)というのを聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、これは企業の借入金を株式に転換することで財務状況を改善する方法で、役員からの借入金が多額にのぼる企業で、その借入金を資本に組み入れて債務超過を解消するのによく使われます。

いっぽう、DDSは従来の借入金を劣後ローンに変更することをいいます。
劣後ローンは通常の借入金より返済順位が下になるローンで、一定の条件を満たすことで金融機関が受ける金融検査の際に資本とみなすことができるようになりました。
これにより金融機関が貸出先の債務者区分を上位に引き上げることができるため、企業が新規融資を受けやすくなる効果があります。

DESは金融機関が取得した株式を売却することが難しいため、中小企業の再建支援としてはあまり活用されてきませんでした。
しかしDDSによる借り換えで、返済期限を延長してリスケジュールと同様の効果をもたらすことが見込まれています。

今後多くの金融機関で取扱いが増加することを期待したいですね。

柳下

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